てぃーだブログ › アメリカ合衆国と沖縄を大豆による懸け橋サイト

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Posted by TI-DA at

2013年07月31日

有機菜園から天ぷらへ

 野菜天ぷらはいかがですか

 前回のぼくのブログで、アメリカの人種差別について、事実を基に意見を述べたのだが、話題があまりにもシリアスで、誤解を招く恐れがありと感じ、今回の続編は中止することにしました。
 このようなことはあまり言いたくないのだが、シリアスな問題ゆえ、何かにつけて、それを書いた著者への嫌がらせもないとは言えませんので、ここは穏便に行こう、と、考えたわけです。

 さて、ここはアメリカ、イリノイ州の片田舎である。

 あまり、大衆には自慢にしていませんが、ぼくは「天ぷら」作りはプロだと思っている。

 

 なぜプロかと言うと、家族全員が「お父さんは天ぷら作りのプロだ」、と、いうのだ。
 それには大きな訳がある。

 まず、天ぷらを作る際に、普通の天ぷら屋さんは、小麦粉に塩を加え、水で溶かして「ころも」を作る。
 天ぷらを安上がりにするにはこれが一番簡単なのだ。

 ところが、ぼくは「ころも」を作る際は、
   01) 小麦粉に
   02) 卵をたっぷり入れる。だいたい5個ほど
   03) 塩を入れる
   04) 鰹節をこゆく溶かして、そのこゆい汁をいれる。
   05) とぎ汁は牛乳を入れる。
   06) 水は一滴とも入れない。

 これだけ味をこゆくすると、「アジクーター」な、ころもが出来る。
 もちろん、途中で味を吟味し、こゆければ牛乳で調整します。
 大体、自分で作って自分で食べるものだから、他人をまねていたら、それなりの天ぷらしかできません。
 どうせ作るなら、「天下一品」の天ぷらにしようではないですか。
 よって、ぼくの天ぷらはカロリーがとても高いです。
 それを毎日食べていたら、大変。ぼくが作る天ぷらはひと月にいっぺん。
 だから、美味しくしないといけないのです。
 
 それに、野菜はすべて自家製の有機野菜なんです。

 さて、上の天ぷらを説明すると、 上の方から、
   01) 沖縄の「カタハランブー」のつもり。
   02) 右の上、春菊の天ぷら。
   03) 右の下、玉ねぎ
   04) 中の下、エビ、これは自家製ではありません。
   05) 左の下、いんげんとブロッコリー。
   06) 左の上、鶏のもも肉、これも自家製ではあらず。
   07) 真ん中、鶏のモモとエビ。

 

 さて、何から食べようかなー。
 もう一度、天ぷらを比べてみて下さい。
 美味しそうではないですか。
 この人、「丹下左膳」や、「伊達正宗」の真似をしているのではありません。
 疲れて、右目が小さくなっているのです。
 いや、あまりの嬉しさで、目が小さくなりました。
 食べた後は、もとに戻ります。

 家庭菜園の楽しさは、もちろん野菜を作る楽しさもあるのですが、それをこのようにアレンジするのも、また、何とも言えない楽しさがあります。
 時間がたっぷりあるから出来るようなもの。
 それを楽しむには、先ず料理に興味を持つ事です。

 沖縄の、「カタハランブー」、を、毎回トライしているのですが、ジェンジェンできません。
 誰か、出来る方は教えて下さい。

 


 相変わらず、早朝のランニングに精を出しております。
 最近は、早朝5時ごろはいつも「濃霧」で、「一寸先は闇」。
 ランニングには都合よいですが。

 シリアスな話ではなく、取りとめのない話になってしまった。
 次回から、実を引き締めた頑張らねば。

 ヤンバラ―。



  


Posted by 定雄 at 05:00Comments(3)

2013年07月17日

人種差別に悩む国ーアメリカ

 人種差別はアメリカの永遠のテ-マである

 久しぶりに町に繰り出し、七月四日の「アメリカ独立記念日」のパレードを見てきた。
 ビールを片手に面白いパレ―ド内容をスナップに収めたので、紹介するつもりで諸準備を進めていたら、アメリカ国内を震撼させる二ュースが飛び込んできて、これはと思い、急に方向転換、アメリカの醜い社会を紹介したい。

 さて、ここはアメリカ、イリノイ州の片田舎である。

 アメリカは1776年7月4日に独立し、その後250年近く、毎年独立記念日を祝っている。
 今年も例外なく、盛大なパレードで盛り上げた。

 

 独立記念パレードには関係なさそうな御仁もいらしゃるが、まー祝い事だから大目に見てやりましょう。
 面白い事に、我が町の人口の約15パーセントは黒人なのだが、パレードに参加するのはほとんどゼロ。
 黒人は歴史的に、無視された関係なのか、このような祝い事には無関心なようだ。ここに一つの差別がある。

 今アメリカの社会を震撼させている人種差別問題も、何か祝い事、集会に白人と黒人が別々に行動しているのに起因していると思われる。
 日曜日の教会の集会しかり。
 白人は白人の教会に参列し、黒人は黒人の教会に参列する。
 要するに、表向きは「法の下の平等」ではあるが、裏ではきちんと別々の行動をとっているのである。

 今度の人種差別問題は、ある殺人が事の発端であった。
 フロリダ州のある町で、黒人の17歳の少年が白人の拳銃で射殺されてしまった。
 この白人の男性は、自警団の一員として、夜間に町をパトロールしていたらしい。
 そこに現れた17歳の黒人少年。
 二人で、いろいろ口論をやったらしいが、その後黒人少年が自警団員に襲いかかり、歩道に頭を打ち付けてけがをさせたらしい。
 この辺までは、新聞や、テレビで事実を確認しているので、間違いはないとの事。

 ときどき、何の関係もない、パレード写真を掲げて、パノラマ方式に話を進めたい。

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Posted by 定雄 at 01:29Comments(2)

2013年06月25日

わたしは野菜である

 わたしは野菜である。 名前は「ロメイン」と言う。

 本来ならば、初めて大衆の場に、ブログの記事として登場する訳だから、
「わたし」、と、くだけないで、厳かに、「吾輩は」、と名乗りたいのはやまやまなれど、
「吾輩」はすでに明治の文豪が、ネコを語る時に使われたので、「二番煎じ」は嫌いなゆえに、「わたし」、とした。

 言い忘れた、わたしの主人から一言。

 さて、ここはアメリカ合衆国、イリノイ州の片田舎である。

 わたしを育てているご主人は、「沖縄県国頭村比地出身現住所宜野湾市我如古訳有アメリカ住い之大陸流れ者」、なのだが、説明の都度、「沖縄県ウンヌン」、と説明するのは長すぎるので、単に主人と呼ぶ。

 さて、わたし「ロメイン」の名前を聞いたことのない人たちが多いと思われるので、簡単に生い立ちを説明したい。
 いや、わたしはアメリカではあんがい有名である。
 その証拠に、スーパーには必ずわたしが野菜棚に飾られている。

 

 わたしは、野菜として、「サラダに良し」、「味噌汁の具として良し」、そして、「野菜チャンプルにして良し」、と、万能野菜である。
 後ほど説明致しますが、わたしには野菜兄弟が三名おります。
 わたしと、わたしのおきなわ兄弟の「ふだん草」。
 「ふだん草」はおきなわ名前で「んすなばー」、と呼ばれております。
 「んすなばー」、はほうれん草の従弟にあたるそうで、味とビタミン、ミネラル含有量が似通っているそうです。

 

 ただ、残念な事に、この「んすなばー」はおきなわのスーパーでは売られておりません。
 昔から、栄養価値の高い野菜なれども、きれいな野菜しか食べない、今の消費者には受けないようです。
 わたしの主人も、「んすなばー」の種はわざわざ沖縄から持ってきたものです。
 
 余談になりますが、おきなわには栄養豊富な野菜が昔からあるのです。
 この「んすなばー」、しかり、「はんだま」、とか、「うんちぇばー」、とか、「かんだばー」、などなど。

 わたしの、もう一つの兄弟は「春菊」。

 

 この、三つの野菜に共通したものがあります。
 一つ目には栽培が容易であること。
 種を蒔くとすぐ生えてきて、おまけに虫が食いません。
 野菜栽培が難しいのは、虫対策です。
 生えてきた途端に虫にやられて、「わじわじ」したこと数知れず。
 だから、農薬がはびこっているのです。
 「ロメイン」、「んすなばー」、「春菊」、この三兄弟は虫がつかず、尚且つ、食べておいしい。

 「いいけーさー」、になりますが、なんでおきなわの人達は「んすなばー」をたべないのでしょう。
 ほうれん草は食べるのに。
 この辺のところは、おきなわの県庁に問いただして、「県産品の生産拡大」を図らねばなるまい。

 ロメインのはなしに戻そう。
 まずは、サラダからまいりましょう。

 

 野菜畑から引き抜いて、サッと水洗い、そして皿に詰め込めばサラダの出来上がり。
 野菜が、サラダに適しているのかを確かめるのに、
 野菜の芯の部分を手で切ってみること。
 サラダに適している野菜ならば、シャキッと切れて、中から白い汁が出てきます。
 つまり、「おっぱい汁」ですねー。
 ロメインは、この「おっぱい汁」が豊富で、だから、美味しのです。

 

 続きまして、「野菜チャンプルー」。
 わたしの主人の得意な料理です。
 ロメインのほかに、三兄弟の「んすなばー」、「春菊」、もしっかりと入っております。
 それから、なるべくおきなわの料理を再現すべく、
 「ポークランチョンミート」も入れました。
 それに少々の豚肉も入っております。
 隠し味として、「ニラ」、おきなわの「チリビラー」もしっかりと。

 最後は、毎朝欠かせない、味噌汁です。

 

 毎朝の食卓は大変豪華です。
 味噌汁にも、われわれ三兄弟はしっかりと入っております。
 それから、自家製の納豆。
 言い忘れましたが、味噌も自家製で、大豆を原料にする食べ物はほとんど自家製。
 豆乳も自家製ですよ。
 自家製ではないのは果物。

 わが主人の野菜畑です。
 
 

 これだけ、数多くの野菜を二人で消費は出来なく、隣近所におすそ分けしております。
 「おきなわに持って行けたら」、と、何時も収穫するたびごとに、思うのは、ノスタルジックのせいなのか。
 まだまだ、今から、
 ジャガイモ、にんにく、玉ねぎ、ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、などが収穫を待っております。

 最後は、何時もわが主人のランニング自慢です。

 

 二、三日前に朝五時にランニングを始めたのですが、あいにく、
 くもり空で、
 朝もやが激しく、
 三メートル先も見えず、
 それでも、走るのに夢中で、
 気がついたら、倒れそうになっておりました。
 こんごの反省材料です。

 やんばらー

 
 

  


Posted by 定雄 at 05:27Comments(6)